「ほっ」と。キャンペーン
最初の現地調査
b0161077_13375370.jpg店主奥さまから依頼を受け、一緒に現地を見にいきました。
現地には仲介不動産屋さんがすでに来られており、まずはご挨拶。
鬱蒼と伸びた竹の路地を通り、入口へ進入。
玄関を入ると前に1畳ほどの玄関間。
左は元は和風スナックのカウンター。

「はぁ・・・変わった造りですね~」 とわたくし。
不動産屋さん曰く、

「3年前までスナックされてたんですけど、その前はお茶屋だった
ような事を言っておられましたねー。
築年数としては推定ですが80年くらい、とも仰ってました。」

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・・・80年かぁ。
基礎と土台はどないなってるかしらん。
お茶屋か・・・ナルホド~。色街ならではな風情があちらこちらに見える。
中は昼間でもまったく光が入らず、懐中電灯片手にまずは恐る恐る
スナック店舗の方へ・・・。

「ひゃ!こ、こわいっ・・・。」・・・天井から何やらブラさがっている。

あかりが少しあったのですが、それでも何が出るか分からない~
ので、一歩ずつ、足元を確認しながら進む。
柱、壁をなんとなく確認しつつ、まずは全体の空間を把握。
同時に使えそうな造作もなんとなくチェック。
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こちらは玄関。
沓脱ぎ石や玄関石など何か使えるものは使って・・・
なんて、おぼろげに考えてることは
結局何も使われないのでした~

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店舗から廊下へ抜けると、床が緩やかなスロープ。
ただの意匠的処理とは思えない。
どうやら増築しているようでした。
そして、先ほどの天井からブラ下がっていたものは
天井そのもの。
雨漏りで天井の野地板ごと下がってきていたのでした。

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こちらはスナック
カウンターの奥に見えるのがキッチン。

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かなり手ごわいキッチン。スナックのカウンター中から通れる。
フードがあるかどうかを確認するため、こわごわ近寄る。
床が今にも抜けそう・・・と思いきや意外としっかり。
一応、跳ねてみる。
・・・ダイジョウブ?みたい。根太はまだしっかりしてる。
できるだけ余計なコストをかけず、
意匠に掛けたいところなので
全体の構造がしっかりしている事を願う。

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キッチンから奥に進むと8帖間。
壁には明かり取りにホリゴタツ。随所に素敵な風情が漂う。

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奥は小さな裏庭。
そして、入居者のほとんどいない新築高級マンションが鎮座。
でもこんな不況じゃ当分売れないでしょう・・・。

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キッチンの対面は2階への階段。
さて、2階の床はどうなってるかしらん♪
階段はしっかりしてるが、1階の床は土間レベルになるので
架け替えとなる。
残念。
しかし細かに見ると
垂れ壁の落とし掛けや手摺りなど、いちいち上品な材が使われている。
天下の「オパール」なので、まったく和風にするわけにもいかないが
解体するのもちょっと惜しいようなところがある。

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階段の向こうが6畳間。立派な灯篭のある庭が見える。
あと、カエルと狸の置物に、手水もあったりと
なかなか鄙びた感じのよい庭。
南向きのこの部屋がやはり一番明るい。
ここへ来てようやく建物の全貌が把握できた。

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素敵な飾り棚。
庭から柔らかな光がそそぐ。
壁をとっぱらって2階を吹抜けにすると、この光が他の空間にまで広がるんやろな~
と新生オパール空間を想像しておりました。
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by nojuri | 2009-06-03 18:13 | 改装前


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